カビ取りのプロが教える!壁・天井に生えたクロス(壁紙)のカビ取り

放っておくといつの間にか広がってしまうクロス(壁紙)に生えたカビ。

経験上、一軒家よりマンション・市営住宅などの集合住宅のお客様からの問い合わせが多いのが現状です。


■カビが生える原因


カビが発生するには4つの要素が必要となってきます。

◆温度

 20~30℃がカビにとって最適な温度化であり、繁殖がしやすい。

◆湿度

 60%を超えてくるとカビが生えやすくなる。

◆栄養

 手脂、汗、盗塁、でんぷん、手垢、ホコリなどが栄養源となる。

◆酸素

 人間と同じでカビも呼吸をしながら生きている


人間が生活する室内はカビにとっても最適な環境であり、実際には目に見えないカビは至る所に発生しています。

一般的に目に見えるようになって気づいた時には、カビの集合体になっています…

クロス(壁紙)のカビは、空気の滞留が部屋の隅で起こりやすいことから一部分だけ湿度が高くなってしまい、カビ発生の要因に繋がっています。


■掃除の前にまずは状況の確認


・この状態であれば個人でカビ取り掃除が可能


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部屋の一部分だけに生えている場合はまだ対応可能な場合はあります。

天井が高い場合などはご注意ください。


・この状態の場合はカビ取り業者へ依頼


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被害が少ないから…と放置してしていると

こちらの写真のようにカビは一気に広がっていく可能性があります。

この状態になるとカビ取りはかなり大変であり、逆に今あるカビを広げる可能性があります。

ここまで広がっていた場合はカビ取り掃除はストップで!


■カビ取り掃除の注意点


雑巾でゴシゴシ拭かないことが大切です。

雑巾でカビをゴシゴシすることで、目に見えるカビを別の場所に広げてしまう可能性があります。

広がってしまうと数か月経った後、別の場所でカビが目に見えるようになり、またカビ取り掃除をする場所が増えてしまいます。


そして、カビは湿気があるところを好んで発生するため、必ず洗剤を使った後、水拭きを行い、さらにからぶきをしていただくことが望ましいです。

塩素系の洗剤を使用した場合、洗剤に漂白作用があるので、

※そのまま放置してしまうとクロス(壁紙)が変色する可能性があります。


さらに、クロス(壁紙)のカビではクローゼットの中もよく生える場所です。

注意点としては、

目に見えるカビ以外にもカビが生えていないか確認ください。

・ 衣装ケースの後ろ

・ タンスの後ろ

・ 洋服

こちらに記載した場所にカビが生えている可能性もありますので、生えていた場合は、必ず一緒にカビ掃除をしてもらうことをオススメします。

洋服の場合は、クリーニング屋さんに相談の上、クリーニングできる場合は使い回しをできますが、難しい場合はその洋服を空間に置くことでカビ発生の原因となってしまいます…

クリーニングできない場合は、勇気を出して処分もご検討下さい…


■カビ取り掃除方法


【用意する物】

カビ取り剤

下記のどちらかをご用意ください。

 塩素系カビ取り剤(○○キラー等)

 塩素系漂白剤(キッチンブリーチ等)

 ※こちらの2つに大差は無いと言われています。


キッチンペーパー、ラップ

台所でお使いのキッチンペーパー、ラップで大丈夫です。


カビ・洗剤から体を守る物

 ゴム手袋

 マスク


【カビ取り掃除】

00.前提

クロス(壁紙)のカビ取り掃除をする際には必ず窓を開け換気を行っていただき、マスク・手袋を着用の上、掃除を行ってください。


01キッチンペーパーを使用

カビの生えている箇所に合わせて、適当な大きさにカットしたキッチンペーパーを置きます。


02.カビ取り剤を塗布

カビ取り剤をキッチンペーパーの上から吹き付けます。カビが生えている場所とその付近、手のひら1枚分ぐらいはしっかり濡れるくらい吹き付けましょう。


03.ラップを被せて待機、最終工程へ

さらに上からラップを被せて1時間~半日ほど置きます。しっかり時間を置くことで洗剤が浸透します。

取り除いた後は古い歯ブラシで優しくこすり、水拭きを行った後にからぶきをお願いします。

※ここで使用する歯ブラシは必ず優しく擦るようにしてください。


ゴシゴシすると素材を傷めると共に、カビ菌をまき散らすことになるので逆にカビが発生しやすい環境になってしまいます…


■カビ取り業者に依頼する時のポイント


ご自身でカビ取り掃除を行ってみるのはいいけど、実際どのくらいの状態になったらカビ取り業者に頼んだ方が良いの?という悩みをよく伺います。


下記の様な場合は、まずご相談ください。


・ 洗剤を使ってもカビが取れない、拭いたけどカビが伸びてしまう

・ 何度もカビの発生を繰り返すので相談したい

・ そもそもカビ取り掃除が怖く、身体に負担をかけたくない

・カビの生えている部分が広範囲

・天井に生えているので作業が難しい、危険のリスクがある

・手のひら4枚分程のカビが目視できた場合


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