■準備するもの
【除カビ剤】
ご家庭で簡単に準備できるものでは、塩素系カビ取り剤(○○キラー等)と塩素系漂白剤(キッチンブリーチ等)の2つですね。
どちらも塩素系のカビ取り剤と漂白剤。どちらの方がいいのでしょうか?
実はどちらも成分は次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、界面活性剤と、ほぼ同じなのです。
値段には差がありますが、内容は大差はないと言われています。どちらを用意してもOKです。
【スプレーボトル】
100均でも購入できます。
【キッチンペーパー、ラップ】
台所でお使いのキッチンペーパー、ラップでOKです。
【ブラシ】
使い古しの歯ブラシで充分です。
【保護具】
ゴム手袋 マスク めがね
■お風呂の黒かび編
※カビ除去作業を行うときは他の洗剤等と併用せず、必ず1液剤のみで使用してください。酸性の洗剤が混ざると有毒なガスが発生します。
01.キッチンペーパーをカビ発生部分に置く
黒カビの生えている箇所に合わせて、適当な大きさにカットしたキッチンペーパーを置きます。
壁面などでペーパーが落ちてしまう場合は、先にカビ除去剤を吹き付けてからペーパーを貼り付けるようにしておくと良いでしょう。
02.カビ除去剤を塗布
スプレーボトルに入れたカビ除去剤をキッチンペーパーの上から吹き付けます。全体がしっかり濡れるくらい吹き付けましょう。この時に、目に入ったり吸い込んだりすると体調を崩すこともあるので、換気をしながら保護具を装着して作業にあたりましょう。
03.ラップを被せて半日ほど置く
さらに上からラップを被せて1時間~半日ほど置きます。しっかり時間を置くことで除去剤が浸透します。取り除いた後は古い歯ブラシで優しくこすり、水でしっかり流します。
この方法で、初期症状のカビは対策出来ます。しかし、あくまで応急処置です。
しっかり根が張ってしまったカビは除去したと思っていても根が残っている場合が多々あります。
そうすると、すぐに再発するばかりかカビ除去剤が効きづらい「耐性菌」となってしまうことがあるんです。
また、やり方によってはお風呂の素材を傷めてしまう可能性もあります。
一度上記の方法でやっても落ちなかった時や、除去後にすぐに再発してしまった場合、またお風呂の素材を傷めるのが怖いという時は、お早めに専門業者に依頼される事をお勧めします!
弊社ではお見積もり、ご相談は無料!
メールでのご相談にも対応しております。